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名 称 | 弁護士法人河合法律事務所 |
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代 表 | 河合勇治(福岡県弁護士会北九州部会所属) |
弁護士数 | 5名(2023年6月1日時点) |
所在地 | 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野二丁目11番15号 KMMビル別館 5階 |
河合法律事務所は,2008年4月に当時弁護士登録後3年目だった現代表により設立されました。その後,順調に業務を拡大し,2020年には弁護士法人に移行しました。
取扱分野は,企業法務,顧問弁護士業務,破産管財業務,第三セクターの清算業務,交通事故,相続,成年後見などが中心です。破産管財人及び成年後見人としての選任件数は,北九州随一の実績を有しています。
企業系の業務に軸足を置きつつも成年後見業務でも実績を有しているという業務分野の間口の広さは当事務所の特色の一つです。
成年後見業務については,当事務所パートナーの平尾真吾弁護士が主体となって開拓した領域ですが,裁判所や介護事業者様から一定の評価を得ているようであり,常時三十件以上の後見業務を当事務所所属の社会福祉士と協働して行っています。
また,北九州の他の事務所ではお目にかかれないような案件が舞い込んでくるのも当事務所の特色と言っていいと思います。
最近では,債権者申立の破産事件の管財業務,第三セクターの清算業務(複数),自治体から依頼を受けての空家対策特別措置法上の各種対応への支援,プレジャーボートの沈没事件などがあります。
お客様に全力で寄り添うこと,お客様に対するリーガルサービスの提供、さまざまな立場の皆様との連携、地元プロサッカーチームへのサポート等を通じて、北九州の発展及び活性化に寄与すること,事務所に所属する者がやりがいを感じることのできる事務所を目指すことを事務所の理念としています(事務所ホームページをご参照ください)。
当事務所は単に利益を追求するための事務所ではありません。個々のお客様に全力で寄り添いご満足いただくことで,次第に「あの事務所はいい事務所だね。」との評価が地域内で確立され,そのことで事務所に所属する全ての者がさらにやりがいを感じて良いパフォーマンスを発揮し,そのことでさらに多くの方に評価される,という好循環によって,北九州の発展及び活性化に寄与できればと考えています。
当事務所の経験的にも,目の前の事件を一生懸命に取り組むことで,個々のお客様に評価いただき,そのお客様が当事務所の評価を周囲に広めてくださることで,まずは案件数が増加し,次いで案件の収益性が上がっていく,というプロセスを経ています。
利益は,多くの方に評価された結果にすぎません。
「利益が得られるのであれば仕事の内容が多少いい加減でもよい」という考えは少なくとも当事務所では全く推奨されません。
目の前の案件に一生懸命に取り組むという当たり前のことを当たり前にやろうとする意欲が必要です。
個々の弁護士に対し,こうしなければいけない,こうあるべき,という価値観を押し付けることはできる限りしたくありませんし,多様な価値観の存在を認めていこうと考えております。
他方で,法律事務所という組織に属している以上,最低限の帰属意識は必要です。その意味で,いくら仕事が抜群にできても,自分だけの世界に入り込んで事務所に所属する他者との関わりを一切拒絶するような姿勢は好ましいものではありません。
あいさつをする,スタッフに気軽に声をかける,困っている人がいれば積極的に助ける,事務所のイベントがあれば可能な範囲で顔を出す,などの振る舞いを,上から押し付けられているという意識ではなく自然にできる方を歓迎いたします。
当事務所としては,弁護士としての基盤は,経験の蓄積等を別とすれば最初の3年程度の間に形成されると考えており,この3年間は今後の弁護士人生にとって極めて重要な時期といえます。この3年間でしっかりと基盤を形成できればその後の弁護士人生はより充実したものになるでしょうし,逆に,最初の3年間の努力をおろそかにして大きな進歩が見られない場合はその後に頑張っても弁護士としての伸びしろは限定的なものになってしまいます。
そのため,当面の間先輩弁護士との共同担当で案件の処理にあたるとしても,「最終的に先輩弁護士がチェックしてくれるからいいや」という他者依存ではなく,主体性や責任感を持って案件に取り組むことが求められます。
具体的には,大きな方針の検討,複数案件を並行して効率的に処理するためのスケジューリング,証拠や資料の収集(実際の案件では必要な証拠や資料が全て机上に揃っていることはありません),案件の分析,具体的な対応の検討,顧客への説明等を先輩弁護士に逐一指導されなくても一通り行えるようになるのが,新人・若手弁護士の当面の目標となります。
先輩弁護士に指示されたこともやろうとしないのは論外ですが,指示されたことしかできない,先輩弁護士や事務局に指摘されるまで案件の処理を進めない(スケジューリングができない),証拠や資料を深く探求しようとしない,具体的な対応策を自分の頭で考えようとしない,という方は当事務所の執務には向いていません。
逆に,自ら頭や体を使って,先輩弁護士が気付かなかったポイントや証拠を発見しようとする方は大歓迎ですし,将来的に弁護士として成功する可能性が相対的に高いといえるでしょう。
当事務所では,徐々に企業・団体のお客様の割合が増えており,業務内容も,訴訟業務以外の業務(契約業務,契約書業務,交渉業務など)が増えてきています。将来的にはさらに規模を拡大し,専門的分野にも積極的に関与できる体制を整えていきたいと考えております。
そのため,事務所から割り振られる案件を処理するだけではなく,自らの興味・関心のある分野の見識を深め,業務領域として開拓していけるような開拓者精神あふれる方を歓迎いたします。
順調にキャリアを重ねていけば,後輩弁護士やスタッフを指導することが求められます。さらに,事務所内での案件処理や案件獲得の実績が評価されれば,パートナーとして経営に参加することもあり得ます。
したがって,最低限のリーダーシップを有していることが望ましいといえます。ただし,ここでいうリーダーシップとは,後輩弁護士やスタッフを怒鳴り散らす,というものではもちろんなく,後輩弁護士やスタッフに明るく楽しく気持ちよく業務を行ってもらうために,的確なコーチングをしたり,困っていることがあれば寄り添ったり,時には冗談を言って職場の雰囲気を明るくしたり,ということを意味しています。
お客様のお困りごとを解決するという業務の性質上,業務を行う弁護士やスタッフもストレスを抱えがちになります。せめて,職場の雰囲気は明るくしたいと思っており,当事務所では,常に,弁護士とスタッフの間,弁護士相互間・スタッフ相互間が分け隔てなく業務内外の件についてコミュニケーションを取っており,常に,どこかで議論が行われていたり,笑いが起きていたりしています。シーンとしていることはほとんどありません。
必須の要素ではありませんが,当事務所のこの雰囲気になじむ快活な方を歓迎いたします。
入所当初から,案件の主担当弁護士として,委任契約の締結,弁護士報酬の請求,方針の検討,各種書面の作成,裁判所への出頭等の弁護士業務を主体的に行っていただきます。
入所当初から案件を担当すると言っても,事務所の評価を維持するために,当面の間は,先輩弁護士との共同担当制を原則とし,起案については適宜の修正を行っていきます。当事務所の代表は,修習生時代,後期の民事弁護起案(計3回)でクラス75人中1位を1回,4位を1回獲得したことがあり,少なくとも外に出して恥ずかしくない文書を作成するための「勘所」について適切な指導を行うことができます。また,起案能力に優れている者,対人コミュニケーション能力に優れている者など多様なタイプの弁護士が在籍していますので,多角的な指導を受けられます。
なお,ここでご留意いただきたいのは,先輩弁護士との共同担当であっても,主体的に案件の処理を進めることが求められる,ということです。いずれ単独で事件を処理していくためのトレーニングですから,自分が単独で処理している心構えで,案件の処理にあたっていただきたいと考えています。
引き続き先輩弁護士の指導を受けながら案件を処理していくことになりますが,簡易な事件,定型的な事件などについて徐々に単独で案件処理にあたっていただくことになります。生産性という面では,売上ベースで1800万円以上の案件を処理できるようになっていれば合格ラインでしょう。
3年目が終わるころには,複雑案件を除く一とおりの案件について,先輩弁護士の手取り足取りの指導なく処理できるようになっていることが期待されます。
営業面では,自己の人脈等から徐々に案件を獲得できるようになってきます。
原則的に単独で案件を処理するようになります。優秀な方であれば,大型案件(高額報酬の案件)も任されるようになっているでしょう。また,後輩弁護士が担当する案件について指導的役割を果たすことも求められてきます。売上ベースで2400万円以上の案件を処理できるようになっていれば望ましいといえます。優秀な方であれば3000万円以上の案件を処理する方も出てくるでしょう。
営業面では,さらに人脈が形成され,事務所から割り振られる案件よりも,個人で獲得した案件の方が多くなってくる方もいるでしょう(個人差が大きいところです)。
案件処理の面でも営業面でも1人前の弁護士として精力的に活動することが求められます。
営業面でいえば,以前は,3000万円の売上を取ってこれれば一人前とされていたようですが,法曹人口の増加に伴い,一人前とされる水準が徐々に低下しているようです。今では,個人事務所の経営者クラスでも2000万円以上の売上があれば御の字とされているようです。
なお,営業面での実績や人格識見が優れていれば,パートナーとして経営に参画する方も現れてきます。
基本的に,業務処理量と案件獲得実績により決定されます。
原則として,業務処理量(売上ベース)の概ね3分の1がお支払いする報酬となります。
個人的な案件獲得実績により,前記割合が50%程度まで変動します。
例えば,事務所から割り振られた案件2000万円相当を処理した場合の報酬は約700万円です。
事務所から割り振られた案件1800万円相当,個人的に獲得した案件1200万円,合計3000万円相当を処理した場合の報酬は約1500万円となります。
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